スピリチュアル
入学式。
パパは来なかった。
入学式は皆黒髪だったのに
ピアスも化粧もしてなかったのに。
たてまえ、という物があったらしい。
だから私は
なんだ、皆真面目だ、と安心していた。
初めてクラスに入った時
学校を間違った?と焦った。
黒髪の人がほとんど居ない。
テレビで見るようなヤンキー学校だったから。
ジロジロ見られたけど席に着いた。
恥ずかしくて下を向いてた。
プリントをまわされた時
明日香が話しかけてきた
「真面目だねぇ~お嬢?」
「え?ち、違うよ・・・」
綺麗な顔してるけど
鼻に光るピアス
髪は茶色でパーマかかってるみたい
「よく見ると美人だね~あたし明日香。名前は?」
「田中美亜です・・・よろしく・・・」
「美亜か~仲良くしない?あたしA区から1人みたいで寂しくて」
明日香は出身中学校から1人だったのか
私も真面目だから1人と思ったのか
話しかけてきた。
話してみるととても面白くて
可愛いくて
意外とハッキリした性格だった。
元々私もハッキリした性格だから
明日香と打ち解けるのは時間の問題だった。
私の住んでたところも私だけしか出身者が居なかった。
友達にココの高校行くんだ!って話したら
凄く怪訝な顔されたし、付き合う回数も減ったから
明日香と遊ぶ機会が多くなっていった。
「ね~眉毛、どうにかして!わかんなくて!」
明日香みたいな綺麗な子になりたいと正直思った。
学校でもっさりしてるのが私だけだったから。
「おーオシャレですか!ってか全部変えてあげる!」
「本当?ありがとうー」
授業中、担任が注意することもなかったけど
担任も授業を進める気はなかった。
だから授業中、眉毛を整えてもらって
初めての化粧をした。
「ほら、見てみー可愛いぜー」
鏡に映る自分は自分じゃないみたいだった。
高校生なった!って思うくらい大人びていた
パパは来なかった。
入学式は皆黒髪だったのに
ピアスも化粧もしてなかったのに。
たてまえ、という物があったらしい。
だから私は
なんだ、皆真面目だ、と安心していた。
初めてクラスに入った時
学校を間違った?と焦った。
黒髪の人がほとんど居ない。
テレビで見るようなヤンキー学校だったから。
ジロジロ見られたけど席に着いた。
恥ずかしくて下を向いてた。
プリントをまわされた時
明日香が話しかけてきた
「真面目だねぇ~お嬢?」
「え?ち、違うよ・・・」
綺麗な顔してるけど
鼻に光るピアス
髪は茶色でパーマかかってるみたい
「よく見ると美人だね~あたし明日香。名前は?」
「田中美亜です・・・よろしく・・・」
「美亜か~仲良くしない?あたしA区から1人みたいで寂しくて」
明日香は出身中学校から1人だったのか
私も真面目だから1人と思ったのか
話しかけてきた。
話してみるととても面白くて
可愛いくて
意外とハッキリした性格だった。
元々私もハッキリした性格だから
明日香と打ち解けるのは時間の問題だった。
私の住んでたところも私だけしか出身者が居なかった。
友達にココの高校行くんだ!って話したら
凄く怪訝な顔されたし、付き合う回数も減ったから
明日香と遊ぶ機会が多くなっていった。
「ね~眉毛、どうにかして!わかんなくて!」
明日香みたいな綺麗な子になりたいと正直思った。
学校でもっさりしてるのが私だけだったから。
「おーオシャレですか!ってか全部変えてあげる!」
「本当?ありがとうー」
授業中、担任が注意することもなかったけど
担任も授業を進める気はなかった。
だから授業中、眉毛を整えてもらって
初めての化粧をした。
「ほら、見てみー可愛いぜー」
鏡に映る自分は自分じゃないみたいだった。
高校生なった!って思うくらい大人びていた