キミのトナリ
そこに立ってたのは
隼人
ではなく
幸子だった…。
少し
気まずそうに
立ってる幸子。
アタシの顔を
ジッと見て
少し経って
重い口を開く。
「アタシ…
あんたがムカつく!!
あんたなんか大っきらい!!」
病室に
幸子の声が響く。
「何言ってんの?
あんた一体
何がしたいの?」
アタシ負けじと
聞いてみる。
カーテンを
風が揺らす。
何かが始まる前触れ?
そのカーテンを
見てると
幸子が言った。
「全部
あんたが奪ったんだ!!
あんたのせいで
先生も隼人も
アタシの前からいなくなる!」
はっ?
何言ってんの?
こいつ…
イライラが募る。
ってか
「アタシのせいじゃないでしょ?
アタシのせいにしないでよ」
アタシは言った。
勘弁してほしい。
意味が分かんない。
幸子は頭がおかしいの?
心の中で言った。
幸子は
突然
語り始めた
…
「アタシは
隼人が好きだった。
だけど
先生の方が
もっと好きだったの。
磨美と先生が
付き合ってたの知ってた。
でも
それでも
先生が
好きだった。
だから
磨美が仕事辞めた時
凄く嬉しかった。」
だから何?
って
思ったけど
アタシは
幸子の話しを
黙って聞く事にした。