チェリーをあげる。

どうしよ…。


ついに告白しちゃった…!




全身に生温い風を感じながら、私はひどくドキドキしていた。




告白できたという(自己)満足感と、彼の返事を待つ間の緊張感…。




この感覚は何度経験してもホント心臓に悪いなって思う。




もし彼に彼女がいれば、振られるのは必至だろうし、


一方的な告白だったから、返事だってもらえないかもしれない…。




ううん、


返事なんてもらえなくて当たり前かも…。
< 14 / 324 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop