チェリーをあげる。

ちーちゃんの黄色い車には、


助手席にひろぽん、後部座席に私と渡さんが乗せてもらうことになったんだけど、


この軽自動車は見た目の割に中が狭くて、


ちょっとした拍子に車が揺れる度、


隣に座る渡さんの腕が私の腕にぶつかって、めっちゃドキドキしまくった☆




私はあのノースリーブのワンピースを着て来たんだけど、


渡さんもランニングシャツで腕を全開にしてたから、


一瞬でも彼の肌を感じると、それだけでもう鼻血が出そうだった(汗)。






今夜、私は渡さんのこの腕に抱かれるんだ…。



キャーッ!!


どうしよう…!!




私の妄想癖は新記録を更新しちゃうんじゃないかと思うくらい、かなり暴走していた。
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