Turquoise BlueⅡ 〜 夏歌 〜
ミチロウのソロ
この人は夏になると出てくるんだけど
トークが面白くて
深夜の音楽番組に、
司会として出てたりする
アコースティックギターを抱えて
ライト一本の下で
椅子に座って、マイクに顔を寄せた
『こんちは〜!
暑い中、皆もご苦労!!』と
MCを始めて
ちょっと漫才師みたいな話し方で
客席を笑わせる
『いやホント、
今回は、俺も思ってもいない
ラインナップで
……一度はサラリーマンになって
一昨年まではね
見てる側だったのよ
それが平気になった時に
ヤバイなあって
最後にいっぱつ
俺もう、37歳なんだけどさ
…いや、驚かれても、マジでなんだって
童顔って言うか、まあ
きちんとして生きて来てない顔とは
よく言われるんだけど…
……んで、スタジオ入りました
んで、今まで作って来た曲、何曲かと
前日に浮かんだ"夏系"の歌
以前の俺だったら
「なんだこの媚びたウレセンの曲!」とか
破り捨ててたかもしれないんだけど…
ジジイがこういう歌うたうのも
いいかなって言うか
ジジイ目線での夏歌は
今の俺しか、歌えないんじゃない?って…
その、最後の握りっ屁みたいな
…ある意味、俺の集大成?
屁が集大成ってのも
道理っちゃ道理だけどさ
その一本の録音テープが
…世代を感じるだろうけど
Globalの人の目に留まって
――いま、ここに居ます
ま、喋りで時間とってると
ますますトーク野郎と思われて
マネージャーに
仕事取って来られちゃうんで…
…笑ってんなよ!!
俺ミュージシャンなんだからさ
あー…
新曲、"サボテン"行きます
これが初歌いです
これは、"CheaーRuu"の皆と飲んだ時に
アリゾナ行ったじゃん?彼ら
そん時の話を聞いていて
ホントに、
…なんとも言えない気持ちになって
―― オープニングアクトやった
あのバンドね
あれ、ぶっつけなんだよ?
皆、時間とれないからかなって
思ったんだけど
敢えてそうしたみたいで……
消えないものってさ
やっぱあるよね
大切な時間は
どれだけ時が過ぎても――――