異次元の旅人(ディメンション トラベラー)

撃ち貫くのみ!!

オレットは涙を流しながら助けに来たヴィンセントを見ていた。

「ヴィンセント……」

そして入ってきたヴィンセントを見て兵士が慌てる。

「貴様!!何者だ、その銃をわたせ」

するとボスが兵士の前に歩み出た。

「まぁ、これはこれは素晴らしい一人で此処までたどり着くとはね。どうだ?私と組んであの国を乗っ取らないか?お前にもそれなりの位をやろう」

ヴィンセントは男の足元へ銃の引き金を引いた。
大きな音とともに男の足元が弾丸で焦げる。

「大臣もそうやって騙したか?」

「そうか残念だ」

男も拳銃を手に取り構えた。

「良い駒になると思ったのだが……」

そしてヴィンセントはぶち切れた。

「てめぇ~の腐った根性を俺の弾丸で撃ち貫く」
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