異次元の旅人(ディメンション トラベラー)
その銃弾は蹴飛ばそうとした男の目の前を勢い良く通り過ぎた。

男とその周りの男達も周りが暗くて何処から銃弾が飛んできたのか分からない。

そして何処からともなく声が聞こえてきた。

「命が惜しいなら回れ右してとっとと消えな!!」

その言葉に反応して男ひとりが動こうとするがリーダーらしき男がそれをとめた。

「ですが……」

「ここは言うことを聞いた方が良いだろう」

集団は言う通りに回れ右をしると走り去った。
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