異次元の旅人(ディメンション トラベラー)
「何だったんだろうな彼奴ぅ~」

食事を取りながらヴィンセント達はさっきの男の話をしていた。

オブラインは黙々と作業を進めている

「僕風呂入ってきますから………、親方お先に失礼します」

「おぅ………」

ファルスは着替えを持ち風呂場へ向かった。

…………

ファルスは服を脱ぎ捨て風呂場に佇んでいた。

「そろそろか………、ヴィンセント……力になって貰えるかもしれんな」

…………

「オブラインさん、明日オレットを預かってくんないか?」

オレットは目をまん丸にして黙って話を聞く。

「若いのは良いなぁ~」

ヴィンセントはオレットを撫でながらオブラインに微笑みかけた。

「分かったのか?」

「まぁ~、怪我しないようにな」

ヴィンセントはウインクをして頷いた。

「了解、オレット留守番な?」

オレットは訳が分からず軽く頷いた。
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