上等!!
「おす!!姉御どっか行くンすか?だったらアタシも行きましょうか?」
皆の事をきちっと考えながらアタシを気遣ってくれる所と喧嘩がアタシの次に強いのが美希がNo.2の理由。
「あ〜ちょっと昼飯代パクりに行くだけなんだけどよ。美希も行くか?」
「行きやす!!」
「おう、じゃあ行っか」
「へい」
しばらくカツアゲ対象の奴を探しながらアタシ達は語っていた。
「姉御は男、作んないんすか?」
「男か…カツアゲの対象にしか見てなかったな…」
「マヂっすか」
(はい、マヂです。)
「そ、そんな事言う美希はどーなんだよ」
「アタシは…別に興味ねぇっすから」
そう言って笑っている美希はかなり括琥華羽威々(カッコカワイイ)から今までに落としてきた男の数も少なくないハズだ。