カラフル・バニー
中庭に駆け足で集まったあたし達2人組。

先生は顔中の血管を浮かせ、あたしの前に立つ。


「10分の遅刻だ。何やってたんだ、お前ら一体…」

「う…うんこしてました」

「2人でか?」

「は…はい」


下劣な方法でなんとか切り抜けられたものの、先生はまだあたし達を睨みつけていた。


「本当にうんこか?」


さっちゃんが、汚い物でも見るような目で、あたしを見下げる。渚とイチは呆れていた。


「嫌だなぁ…あんなの先生から抜け出すための、方便だって」

「じゃあ、うんこじゃないんだな?」

「う、うん」

「お前らなー…いとも簡単に男の前でうんこ、うんこ言うなよな。渚なんかドン引きしてんぞ」

「…最高きめぇ」
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