スリーズ・キーノート
28




三針。
まあそれぐらいで済んでよかったよ。

よきじさんに腕を殴られた(頭を守ろうとして)俺は、その後バイトから帰ったキキに連れられ、病院に行った。
キキを見たよきじさんは急に静かになり、また緑色の塊と化した。

つうか何だよ。意味わかんねえ。
何で俺怪我してんのよ。何で俺殴られなきゃならなかったわけ………。
初対面なのに、話をいきなりしようとしたのが悪かったのか?

呆然と病院の受付前の椅子に座ってる俺。キキも黙り、治療代を支払う為に俺の名前を呼ばれるのを待っていた。
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