スリーズ・キーノート
16
秋になりかけの、肌寒い風を浴びながらシノリの家へ向かう。何を言おうとかなんて、考えるわけもない。
何も言う事なんてなかったから。おめでとうとか言ってやろうか?とか、ふざけた言葉以外。
シノリの家まであと十数メートルという時、誰かが家から出てきた。
……ヨキだ。
一番会いたくなかった。話したくもない。会話なんて、ここ最近まともにしてねーし。
ヨキは俺に気づくと、立ち止まってしまった俺に向かって歩いて来る。迷いがない。
こういう所、嫌いなんだよ。
秋になりかけの、肌寒い風を浴びながらシノリの家へ向かう。何を言おうとかなんて、考えるわけもない。
何も言う事なんてなかったから。おめでとうとか言ってやろうか?とか、ふざけた言葉以外。
シノリの家まであと十数メートルという時、誰かが家から出てきた。
……ヨキだ。
一番会いたくなかった。話したくもない。会話なんて、ここ最近まともにしてねーし。
ヨキは俺に気づくと、立ち止まってしまった俺に向かって歩いて来る。迷いがない。
こういう所、嫌いなんだよ。