中絶~僕は君を殺したい~
8-3 すれちがう





部屋を出ようとした時にカフェのなかまとすれちがった。





ぼくは仕事に向かった。





明るい声がしつないにひろがる。




それを背中にうけて歩く。




スキップでもしようか、と思った。




久しぶりにあきの笑顔も見れたし、いい日だと思っていた。




夜中の12時になるまでにいい日ではないことを知らされた。



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