砂漠の王と拾われ花嫁
「リセに絞りたての新鮮なジュースを」
ラシッドが傍にいた召使いに命令する。
それを莉世は黙ってみていた。
ラシッドの姿に莉世は圧倒されていた。
この場にいる誰よりも優美で男らしく魅力的だ。
つい形の良い唇に目が行ってしまう。
「大人しいな?」
「えっ?」
慌てて唇から切れ長の目に視線を移す。
途端に、顔が上気して真っ赤になっていないか心配になった。
ラシッドが傍にいた召使いに命令する。
それを莉世は黙ってみていた。
ラシッドの姿に莉世は圧倒されていた。
この場にいる誰よりも優美で男らしく魅力的だ。
つい形の良い唇に目が行ってしまう。
「大人しいな?」
「えっ?」
慌てて唇から切れ長の目に視線を移す。
途端に、顔が上気して真っ赤になっていないか心配になった。