砂漠の王と拾われ花嫁
「たれているぞ?」
「え?」
桃の果汁が口からあごにかけてたれていた。
莉世は手を伸ばして拭こうとした。
が、ラシッドの手が莉世の手を捕まえる。
「お兄様?」
「味見がしたい」
その言葉の意味が分からずポカンとした所へ、たれた口元にラシッドの唇が触れた。
「!!!」
莉世は驚いて固まる。
「甘いな・・・」
口元だけでは済まされず、莉世の唇にそっと触れる。
啄ばむようなキスに莉世もこたえる。
「んっ・・・ふ・・・」
啄ばむような軽いキスから舌を絡ませるキスに思わず声が出てしまう。
「え?」
桃の果汁が口からあごにかけてたれていた。
莉世は手を伸ばして拭こうとした。
が、ラシッドの手が莉世の手を捕まえる。
「お兄様?」
「味見がしたい」
その言葉の意味が分からずポカンとした所へ、たれた口元にラシッドの唇が触れた。
「!!!」
莉世は驚いて固まる。
「甘いな・・・」
口元だけでは済まされず、莉世の唇にそっと触れる。
啄ばむようなキスに莉世もこたえる。
「んっ・・・ふ・・・」
啄ばむような軽いキスから舌を絡ませるキスに思わず声が出てしまう。