砂漠の王と拾われ花嫁
「マハル、元に戻ったみたい・・・良かった・・・」



身体を起こそうとする莉世にラシッドが手を貸す。



「とても心配をしていたぞ」



「・・・ん」


背にクッションをたくさん置いてもらい寄りかかる。



右手を頭に持っていく。


「包帯・・・」



「壁にぶつかって少し切ったんだ とにかく無事で良かった」



ベッドの端に座ったラシッドは莉世をそっと抱き寄せた。



「お兄様・・・あの馬は?」



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