砂漠の王と拾われ花嫁
「いや、見かけていないのならいいんだ」



そう言ってアーメッドは行こうとした時・・・



「アーメッド様、お待ちくださいませ」



イムランに呼び止められアーメッドは足を止めた。



「もし姫様がいなくなられたのならわたしも探しましょう」



先日のタヒール大臣の言葉が気になる。



<わたしならお前を捕らえ、砂漠に埋めることも出来るのですよ?>



姫様はタヒール大臣に捕まったのでは・・・?



「いいえ、気にしないように」



アーメッドは丁寧に言うと足早にイムランから去った。




< 290 / 491 >

この作品をシェア

pagetop