砂漠の王と拾われ花嫁
「あの意地悪な教師の味方になったわ!」



「そんな事はない」



「理由を聞かずにわたしに謝れと言ったじゃない!」



莉世は立ち上がるとふらつく足で駆け出そうとした。



「リセ!」


ラシッドの手が右腕を掴む。



「離してっ!」



思いっきり身体を動かして振りほどくとバランスを崩した。



左には澄んだ池がある。



「きゃっ!」


「リセ!」



バッシャーン


バランスを崩した莉世はオアシスの池に落ちてしまった。



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