砂漠の王と拾われ花嫁
莉世は力が出ない腕でやっと身体を起こすとラシッドを見て恐怖を感じた。
「いやよ!どうしたの!?お兄様っ!目を開けてください!」
莉世はラシッドの胸に手を置き揺さぶる。
「殿下!殿下!お水を!」
アクバールはラシッドの身体を起こし、口にグラスを当てる。
「いやよ!いやよ!」
莉世は動かないラシッドを見て泣き叫んでいた。
「姫様、どうか落ち着いてくださいませ」
マハルが莉世をなだめようとする。
「マハル!侍医!アクバール!お兄様を助けてっ!」
マハルの腕に両手を置き懇願する莉世。
「姫様!?左手が!」
左手が動いていた。
だが、そんな喜びよりもラシッドの事が心配だ。
「いやよ!どうしたの!?お兄様っ!目を開けてください!」
莉世はラシッドの胸に手を置き揺さぶる。
「殿下!殿下!お水を!」
アクバールはラシッドの身体を起こし、口にグラスを当てる。
「いやよ!いやよ!」
莉世は動かないラシッドを見て泣き叫んでいた。
「姫様、どうか落ち着いてくださいませ」
マハルが莉世をなだめようとする。
「マハル!侍医!アクバール!お兄様を助けてっ!」
マハルの腕に両手を置き懇願する莉世。
「姫様!?左手が!」
左手が動いていた。
だが、そんな喜びよりもラシッドの事が心配だ。