アイドル様とヒミツな恋を。
「おいおい。すげぇ愛の告白だなぁ。さすがの俺も照れる♪」
突然、後ろから聞き慣れた声がした。
心地よい低い声。
愛しい、愛しいアナタの声。
ゆっくりと振り返る。
そこには……
大好きな、
大好きな、
アナタの姿があった。
「りーにぃ!!」
私はギュッと抱きついた。
もう離れない。
そんな思いを込めて。
「何で?死んだんじゃなかったの?」
「はぁ?何言ってんの?」
竜人は不思議そうな顔をした。