旦那様は高校教師

先生の本心



朝の眩しい光と共に、小鳥の囀りが耳に届く。



んもう朝?



眠い目を擦り、重い瞼をゆっくり開ける。



考え事しながら、いつの間にか眠ってたんだ…。



いつもと変わらない朝の風景。



昨日の出来事は夢だったのかな?



ぼんやりとしながら着替えを済ませ、台所へ向かった。



「伯父さん伯母さん、おはようございます…」



昨夜の事を聞かれないか、ビクビクしながら登校の準備をする。



「ほたる、昨日は随分帰りが遅かったじゃない!!」



あっ、怒られる!!



「ごめんなさい…」



私は咄嗟に、硬く目を瞑った。





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