旦那様は高校教師


熱い太陽の光を浴びながら、昨日の事を思い出す。



あのプロポーズは、私を助ける為に言った事。



しかも、伯母さんに言われた条件だから…。



だけど先生は『お前が好きだ』と言ってくれた。



あれは嘘だったの!?



其れとも、本当にそう思ってる?



先生の気持ちが分からない。



目が覚めた時は、幸せに満たされていた。



でも今は、天国から地獄へ突き落とされたような気分。



ねぇ先生?



私、先生の本心が知りたい。



偽りのない、本当の心を私に教えて下さい。





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