旦那様は高校教師
「怒鳴って悪かった…ほたるが余りにも綺麗だから…」
心ちゃんの暖かい手が、私の頬を包む。
「他の男がお前に惚れたらどうするんだ?俺…そんなの嫌だからな…」
んっ?
「其れって…ヤキモチ?」
「………」
心ちゃんは何も答えない代わりに、私を自分の方へ引き寄せ、包むように抱き締めた。
心ちゃん、本当にヤキモチ妬いてるんだ…。
今まで、そういう素振りを見せてくれなかったから嬉しい♪
「泣かせて悪かったな…。ほたる、凄く綺麗だよ…」
心ちゃんが私の唇にキスを落とす。
離れては重なり、また離れては重なり…。
沢山沢山キスの嵐が降ってきた。
「クシュン!!」
突然のクシャミに私の体が一瞬跳ねる。