旦那様は高校教師


本当はもっと沢山したいんだぞ?



でもな…ほたるのペースに合わせるって決めてるから、此れだけで我慢しとく。



だから俺の気持ちを煽るような可愛い顔はするな!!



「2人共、此処に居たんですか?探しましたよ」



暫くして、保と村瀬が広場へとやって来た。



2人きりの楽しい時間も此処までか…。



「2人で何してたんですかぁ?」



保は俺の隣に座り、肘で突く。



「南条が下駄擦れしたから、此処で休んでただけだ」



俺はほたるの足を指差した。



「なんだ…俺はてっきり、心矢さんもほたるちゃんを狙っているのかと思いました」



保は意地悪な顔をする。



ひょっとして俺とほたるの事、気付いている?



マジ?ヤバくない?





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