旦那様は高校教師


早朝、ドアの隙間から冷たい風が入り込む。



う…ん…もう朝…?



!?朝!?



私は勢い良く起き上がった。



テスト最終日の朝、目が覚めた所は布団の上。



えっ!?確か昨日は、炬燵で勉強していたはず。



私、いつの間に布団へ移動したの?



全く記憶にない…。



「う~ん…おはよう」



私の隣で背伸びをしながら、心ちゃんは大きな欠伸をする。



「おはようございます。心ちゃん…私、昨日は隣の部屋で勉強してたはずなんだけど…」



布団に肘を付き、掌で頭を支えた状態の心ちゃんに私は疑問をぶつける。



「其のまま眠ってたから、俺が布団まで運んだ」



運んだの!?



「どうやって?」



「内緒」



心ちゃんはちょっぴり意地悪な顔をする。





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