旦那様は高校教師
「え~っ、教えてよぉ」
心ちゃんはニコニコするだけで、結局どうやって布団まで運んだのか教えてくれなかった。
「ほたる、早くしないと遅刻するぞ?」
ゴミ袋を持った心ちゃんに急かされる。
「はい!もう出ます」
戸締まりの最終確認をし、私達は家を飛び出し急いで学校へ向かった。
1時間…また1時間…。
刻々と時間は過ぎ、5日間のテストが終わる。
今日から又、今までの生活が戻って来る。
何だかやっと落ち着ける気分。
テスト期間中は特に、心ちゃんに甘えっぱなしだったから恩返ししなきゃね♪
「ほたる·祐奈、今日は部活あるの?」
帰りのホームルームが終わるなり、詩織が駆け寄って来る。
主に運動部は部活を実施しているけど、茶道部は今日までお休み。
「休みだよ?」
「ホント!?」
祐奈の声に、詩織は飛んで喜んだ。
そんなに喜ぶなんて、どうしちゃったの?