旦那様は高校教師
「会ってみたら其の人より良い奴かも知れないよ?いつまでも既婚者を追い掛けるより、次へ進むべきだと俺は思うな…」
栗山君の言葉が、凄く痛かった。
祐奈も詩織も何も言わない。
けど内心は2人共そう思ってるはず。
でもね、私は心ちゃん以外の人を好きにならないし、出会いも求めてない。
皆に本当の事が言えない…其れがこんなに苦しいなんて知らなかった。
私ね…こう言う時の対処法が分からないの。
心ちゃんには相談し辛い。
今の私が頼れる人は、村瀬さんしか居ない。
私は学校帰りに連絡を取った。
電話ではあったけど、村瀬さんは親身になって話を聞いてくれた。
「南条さんに彼氏が居るって事にしたらダメなの?」
ん…バイトの時はそう言う事にしてたけど、友達は私が心ちゃんに恋をしていると知ってる。