旦那様は高校教師


「ほたる、話してくれて有り難う…。ごめんなぁ…お前の悩みに気付いてやれなくて…」



繋いでいる手をそっと離し、俺はほたるの頭を撫でた。



「私こそ、ごめんなさい…」



ほたるはシクシク泣き出す。



ハァーッ…俺はほたるの事を泣かせたいわけじゃないんだけどなぁ~。



俺はほたるの頬に手を添え、唇にキスをした。



「ほたるを泣かせたから、ごめんなさいのキス……。ほたるが泣き止むまで俺、止めないよ?」



ほたるの顔をチラチラ見ながら、頬·額·耳·首筋…とあちこちにキスをする。



「心…ちゃん?」



「ん?」



もう涙は止まったのか?



ほたるの呼び掛けにキスを中断。





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