旦那様は高校教師


中々お目当ての星座に出会えない。



そんな時は静かに目を閉じる。



ザザザザーーーッ。



ザーーーーーッ。



2人だけの空間に波の音だけが響き渡り、いつもとは違う時の流れを感じる。



毎日何かと忙しく、こんなにゆったりと時間の流れを感じたのは久し振り。



「心ちゃん、こんな素敵な時間を有り難う」



私は少し体を起こし、心ちゃんの方を向いてお礼を告げた後、有り難うの気持ちを込めて私からキスをした。



唇を重ねたまま、心ちゃんは私の頬を両手で包み、ゆっくりゆっくり体を起こしていく。



ん…んっ…!?



く…口の中に…!?



心ちゃんの舌が、私の舌と絡み合う。



こ…此れって大人のキス!?



とろけてしまいそう…。



始めは凄く驚いたけど、今は何も考えられない。



頭の中は真っ白で、いつしか全身を心ちゃんに委ねていた。





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