旦那様は高校教師
『心矢目線』



ほたるからキスをされ、俺は思わず、いつもとは違うキスをしてしまった。



目をまん丸にして、驚いた顔をしたほたる。



ごめん……もう止められない…。



舌が絡み合う度、内に秘めていた男の本能が徐々に現れる。



俺は本能のままに其れを続けた。



どれ位時間が過ぎたのか…。



ほたるはとろんとした目で、体を俺に預けてくる。



此のまま倒れ込んだら、確実に止められない。



寸前の所で俺の理性が制止をかける。



「ほたる…部屋を借りたから、まずは戻って着替えよう…」



離れた唇と体から、ほたるの熱が消えていく。



そして火照った体を冷ますのに調度良い風が、サーッと吹き抜ける。



俺達は服に付いた砂を払い、ホテルへ戻った。



フロントで荷物とキーを受け取り、部屋へ向かう。



但し、ほたるの苦手なエレベーターに乗らないといけない。



ごめんなぁ…エレベーターに乗れないの知ってるけど、階段で何十階も登れないから…。





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