旦那様は高校教師
フーッ…やっと12段目。
ん???
嘘!!もうこんな所!?
何気なく外に目を遣ると、もうすぐ私が降りる駅だった。
私は急いで、編み掛けのマフラーを鞄に押し込める。
心ちゃんには内緒で渡すプレゼントだもん。
どうしても見付かるわけにはいかない。
パンパンになった鞄を気にしながら、私は電車を降りた。
駅の外へ出ると、心ちゃんの車が目に止まる。
あれっ?今日は早く終わったんだ?
「お帰り」
心ちゃんは車を降り、私の鞄を持つ。
あっ!!あんまり見ないでね?
中身の言い訳はまだ考えてないから…。