旦那様は高校教師


「また会う約束とかしてるの?」



「今の所は…まだ…」



そっか…。



今は約束してなくても祐奈の人生にとって、岡本さんが必要な人であるならば、必ず会えると私は思う。



言葉に出しては言えないけど、私も心ちゃんと同じ様に、祐奈と岡本さんが上手くいくと良いなって願ってるんだよ?



祐奈にも岡本さんにも、幸せになって貰いたいから。



「おはよ。どうしたの?朝から深刻な話し?」



詩織は近くの席に座り、話に加わる。



そして程なくして、栗山君と永田君が教室を訪れた。



「よっ!」



軽く挨拶するように、永田君は私に向かって手を挙げる。



ドキン!!



一瞬、胸が高鳴った。



でも此の高鳴りは永田君の事が気になるとか、好きになったと言う訳じゃない。





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