旦那様は高校教師


あのクリスマスの日…永田君と色々あって沢山傷付けた。



鋭い目付きで心ちゃんを睨んだ光景は、今でも脳裏に焼き付いてる。



気間づさと申し訳なさで一杯。



正直、どんな顔して会えば良いか、話し方も接し方も分からない。



もしかして永田君…そんな私の気持ちに気付いてるの?



冬休みに入る前と変わらない態度で接してくれてる。



私がこんなだから、気を遣わせちゃったね。



ごめんね…有り難う。



「永田、そろそろチャイム鳴るから戻ろうぜ!」



「あぁ…」



傍を離れる直前、私の手の中に永田君が何かを置く。



えっ?何!?



私は誰にも見付からない様にこっそり確認すると、其処にあったのは手紙だった。



『放課後、少し話せる?』



凄く丁寧な字で、手紙にはそう書いてある。





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