旦那様は高校教師


「詩織、付き合ってくれて有り難う」



「良いよ。此れ位の事なら、いつでも付き合うよ♪」



「有り難う。詩織って頼もしいね♪」



私達は他愛もない話をしながら、出口へ向かう。



「待たせてごめんね」



入口付近のベンチに座る栗山君と永田君は、缶コーヒー片手に小さくなっていた。



あ゙っ!!寒いからコーヒー飲んで体を暖めてるんだ!?



申し訳ないな…。



2人共本当にごめんね、時間掛かっちゃって…。



「もう買い物は終わったの?」



栗山君は立ち上がり、空き缶をゴミ箱へ捨てる。



「うん、ちゃんと買えた♪」



「何を買ったの?」



永田君の声に、栗山君の視線もプレゼントの包みへ向く。



「ネクタイだよ?」



「先生、きっと喜んでくれるよ」



「うん♪」



私は永田君の言葉に嬉しさを覚え、ネクタイを鞄に入れた。





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