旦那様は高校教師
お昼が過ぎても心ちゃんの我が儘は決まらない。
私は夕飯の下拵えに取り掛かった。
良し!!大体終わったね。
後は足らない食材を買いに行って、仕上げをするだけ。
「心ちゃん、お買い物に行くけど一緒に行く?」
「あぁ、うん。車出すよ」
車の鍵を持って立ち上がった心ちゃんは、やっぱりまだ考えてる様子。
「心ちゃん、まだ考えてるの?」
「ん?もう決まったよ」
決まったって…お願い事ではないんだけど、まぁ良いか。
同じ様なものだし、悩んだ顔の心ちゃんより笑ってる顔の方が断然良いもん。
一体、どんな我が儘言うのかな?
楽しみな様でチョット怖い。
いつ其れを言われるのかドキドキしながら買い物を終わらせ、私は料理の仕上げに取り掛かった。