旦那様は高校教師


「ほたる♪皆で来ちゃった♪」



ドアを開けると、詩織・祐奈・栗山君・永田君が勢揃い。



私のお休みに合わせて、皆が遊びに来てくれたの♪



「皆、遠い所お疲れ様。さぁ上がって♪」



お母さんが皆をリビングへ招き入れる。



私とお母さんはキッチンへ行き、紅茶とお菓子をテーブルへ運んだ。



「何か…ほたるちゃんとお母さんって、嫁姑には見えないですね」



栗山君が私とお母さんを見て、ポツリと呟く。



「何言ってるの!!どう見たって姉妹でしょ!」



詩織は栗山君の膝を叩くと、お母さんに笑顔を向ける。



「まぁ、詩織ちゃんたら♪有り難う♪皆さん、ゆっくりして行ってね」



お母さんはニコニコしながら、キッチンへ姿を消す。



「ねぇ、ほたる。先生の家って凄く大きいね」



「私の家の3倍、嫌4倍はあるよ!?」



祐奈と詩織だけでなく、栗山君も永田君も家の広さに驚き、キョロキョロ見ては目を輝かせる。





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