E t e r n a I  L o v e  〜叶わない愛〜
家に着くと、お母さんが玄関から出ようとしている所だった。


「あら?ユメ、お帰り。
 今日は遅かったのね。」


『うん、ちょっと残業。
 エヴァーの散歩?私が行こっか?』


「ありがと、助かるわ。
 まだ晩ご飯の用意できてないのよ。
 もう暗いから気を付けてね」


『へーきっ!行ってくるね!』


私はエヴァーを連れて公園に向かった。

散歩の時は、いつもこの公園に来る。

住宅街にある小さな公園。

ブランコに滑り台、小さな砂場に、後青いベンチが一つ。


遊具はあまりないけれど、休日は親子でにぎわっている。


私も、この小さな公園が好きで
エヴァーと来るのだ。
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