SEASON
土曜日。
朝起きるとケータイにメールが2通着ていた。
一通は一番上の義兄、ツカ兄――――栗原司からだった。
元気にしてるか?
そっちの生活にはもうなれたか?
生活費足りてるか?
てな感じの内容だった。
ツカ兄はもう社会人でバリバリの商社マンになって国内外を飛び回ってる。
実を言うとこのアパートもツカ兄の名前で借りてて家賃を払ってくれてる。
さらにはあたしの口座を作って生活費まで出してくれてる優しい兄。
あたしが高校に上がる時に1人暮らししたいって相談したらここまでやってくれた。
一時期はツカ兄のマンションに住むかってなったけど丁重にお断りした。
やっぱさ、ツカ兄の彼女に悪いし。
戸籍上あたしの両親からもお金は送られてくるが一銭も使っていない。
あの人たちの匂いが漂うものは極力使いたくない。
少し気が引けるけど今はツカ兄に甘えさしてもらってる。
もうそろそろバイト始めて自分の生活費くらい稼げるようにしないと。
ツカ兄も貯金して今後の為にお金を貯めとかないと彼女さんがかわいそうだよ。
けど、そこまでしてくれるツカ兄には本当に感謝してる。
朝起きるとケータイにメールが2通着ていた。
一通は一番上の義兄、ツカ兄――――栗原司からだった。
元気にしてるか?
そっちの生活にはもうなれたか?
生活費足りてるか?
てな感じの内容だった。
ツカ兄はもう社会人でバリバリの商社マンになって国内外を飛び回ってる。
実を言うとこのアパートもツカ兄の名前で借りてて家賃を払ってくれてる。
さらにはあたしの口座を作って生活費まで出してくれてる優しい兄。
あたしが高校に上がる時に1人暮らししたいって相談したらここまでやってくれた。
一時期はツカ兄のマンションに住むかってなったけど丁重にお断りした。
やっぱさ、ツカ兄の彼女に悪いし。
戸籍上あたしの両親からもお金は送られてくるが一銭も使っていない。
あの人たちの匂いが漂うものは極力使いたくない。
少し気が引けるけど今はツカ兄に甘えさしてもらってる。
もうそろそろバイト始めて自分の生活費くらい稼げるようにしないと。
ツカ兄も貯金して今後の為にお金を貯めとかないと彼女さんがかわいそうだよ。
けど、そこまでしてくれるツカ兄には本当に感謝してる。