フェザールスタの肖像
‡第7章‡疑惑
ギュスターヴが早馬となり、王子負傷を伝えると城は騒然となりマスクをした舞踏会客は帰りはじめた。

王子が城に運び込まれ、部屋に向かう為廊下を移動中に意識を一瞬取り戻した。
ギュスターヴの後ろを歩く私が最初に目に入ったみたいで、
「ナナ…シ‥ケガは‥無い…か‥」
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