僕のどうしようもない出来事
長い始業式が終わり、教室で小河先生のありがたいお話を聞いていた。
時計の針は11時過ぎを指していた。
小河先生、それは先程校長が言ってたんだからもういいじゃないですか。
「今年で、みんな最後の学年なんだから、悔いの残らないように・・・」
それも、先程校長が言われました。
そんな小河先生のどうでもいい話を聞きながし、
廊下側の席に座る川瀬をみる。
『結構離れた席だな・・・』
廊下側は足が冷えるだろう。
君は、冷え性じゃないのかい?
女子は全員、冷え性だと思っていたよ。
これが、男女差別って奴か?
そんな、恐らく冷え性でない川瀬は、先生の話を真剣に聞いていた。
まじめなこった。
その後小河先生は、明日のホームルームでクラス委員を決めることと、春休みに出た宿題を集めることを話した。
もしかしたら、それ以外の事も何か言っていたのかもしれない。
まあ、たいした話じゃないだろう。
「では、今日はこれで終わりにしましょう。起立、気を付け、礼!」
「先生、さようなら。」
クラス全員の声がそろう。
俺は、言わなかったけど・・・
反抗期なんだよ。
殆ど何も入ってない軽い鞄を持ち上げる。
この後の予定は何もないので横山と寄り道でもして帰ろうとしたが、
「ごめん、部活に顔見世して帰るから。」
そういえば、何が面白いのか分からないが演劇部に入ってたっけコイツ。
・・・ごうろうなこった。
横山は「ごめん」ともう一度言って教室を出て行った。
俺はその時少しながら心配になった。
『横山、お前猫背なのによく演劇部にいるな』
そういえば殆どの奴が部活か・・・
しょうがない、一人で帰るか。
帰宅部はこういう時つらいな。
時計の針は11時過ぎを指していた。
小河先生、それは先程校長が言ってたんだからもういいじゃないですか。
「今年で、みんな最後の学年なんだから、悔いの残らないように・・・」
それも、先程校長が言われました。
そんな小河先生のどうでもいい話を聞きながし、
廊下側の席に座る川瀬をみる。
『結構離れた席だな・・・』
廊下側は足が冷えるだろう。
君は、冷え性じゃないのかい?
女子は全員、冷え性だと思っていたよ。
これが、男女差別って奴か?
そんな、恐らく冷え性でない川瀬は、先生の話を真剣に聞いていた。
まじめなこった。
その後小河先生は、明日のホームルームでクラス委員を決めることと、春休みに出た宿題を集めることを話した。
もしかしたら、それ以外の事も何か言っていたのかもしれない。
まあ、たいした話じゃないだろう。
「では、今日はこれで終わりにしましょう。起立、気を付け、礼!」
「先生、さようなら。」
クラス全員の声がそろう。
俺は、言わなかったけど・・・
反抗期なんだよ。
殆ど何も入ってない軽い鞄を持ち上げる。
この後の予定は何もないので横山と寄り道でもして帰ろうとしたが、
「ごめん、部活に顔見世して帰るから。」
そういえば、何が面白いのか分からないが演劇部に入ってたっけコイツ。
・・・ごうろうなこった。
横山は「ごめん」ともう一度言って教室を出て行った。
俺はその時少しながら心配になった。
『横山、お前猫背なのによく演劇部にいるな』
そういえば殆どの奴が部活か・・・
しょうがない、一人で帰るか。
帰宅部はこういう時つらいな。