シークレットラブ
「え!?もう?」
そう言った私の腕を引っ張り、男の人などいないかのように歩き出した。
「まって!!君の彼氏って秋山さんなの!?」
驚きぎみで言ってくるその人。
その言葉に壱也は足をとめた。
「勘違いしてんじゃねぇ。流依は俺の妻だ。」
振り返り、言うと、その人を睨んでまた歩き出した。
そしてなぜか会場の中に入り、パーティーの司会者がいるステージへ向かっていた。
「ちょ、まって壱也!!帰るんじゃないの?」
「バカ。お前があんなんだからやることができたの。」
……!?……
…もっ、意味わかんないっ私が悪いみたいじゃん!ほっといた壱也が悪いのに…
司会者に壱也は話をつけたみたいで、マイクのスイッチを入れて話し出した。