シークレットラブ



「流依、余計なこと考えんなよ。」




と、心を読まれてしまった。




「ねぇ、やっぱだめ?バイト」




背の高い壱也を下から見上げたながら聞いてみる。




「わーたよ…ただし、送り迎えとボディーガードはつけるからな。」




「……うっ」




「それが嫌ならバイトは許さない。」




前に襲われたこともあったし、何より壱也は心配してくれてるんだと思い、大人しく頷いた。



「それじゃ、決定ね!明日からよろしくね流依ちゃん。」




「はい!!」




そう返事をして、私達は家に帰った。




──────────────




あれから数日後、流依へのファンレターが大量に来たのは言うまでもなかった。



fin
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