シークレットラブ
「綾ちゃん、一体何?これ……」
「それがさ、ここって、こーゆーサービスもあるみたい。なんかいいよね?ロマンチックで。」
ほんと……きれいな歌声…
しばらくすると、歌が終わって、女の人が話し出した。
「今日は聞いて下さって、ありがとうございます。
今から、ある曲を皆さんの中の誰かに歌ってほしいと思います。」
へぇ…なんか楽しみ…どんな人が歌うんだろう…
「そういえばさ、流依、めちゃくちゃ歌上手くなかった?声もきれいだし!」
「私?私なんか無理だよ。」
「そーかなぁ…そんなことないと思うけど…」