シークレットラブ
*流依視点*



壱也と出会い、結婚してから3週間。




高校生活も、あと残り3日になっていた。




「流依っ!!ごめん、お昼購買について来てくんない?」




「いいよ。今日は買って来なかったの?」




申し訳なさそうにお願いしてくる綾ちゃんと教室を出る。




「あー、あいつと別れてから、中々朝起きれなくて。ほら、いっつも送ってもらってたから。」




「そっか…」




悪いこと聞いちゃったかな…




綾ちゃんが付き合ってた彼氏さんは社会人だったけど、中々会えなくて、彼氏さんが浮気をしていたらしい。




すると、心を読んだかのように私の背中をポンポンッと軽く叩いて、気にしないでよって綾ちゃんは笑った。




ほんと、綾ちゃんのこういうところは、すごいと思う。




私だったら、浮気されてたなんて知ったら号泣してると思う…




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