シークレットラブ



綾ちゃんがパンを買って、教室に戻って私達は昼食を食べはじめた。




「ねぇ、流依…プロポーズって、どんな感じだった?」




「…えっ…」




突然の質問に驚く。




そういえば、プロポーズ…されてない…かも……




「………プロポーズされてない…かな」




はははって綾ちゃんに、苦笑いを見せる。




「えぇぇぇえ!?それほんと!?」





いきなり立ち上がり、まわりの注目が一気に綾ちゃんに集まる。




「綾ちゃんっ」




「あ…ごめんごめん。」




なんとか綾ちゃんを落ち着かせ、また椅子に座る。




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