one.real
『ん?なんで?久しぶりじゃん…お前が見てんのは、あれは“碧杜”だし』
『そーだけどさ』
『俺は変わんない』
ー…だからヘーキ、と言う親友にわだかまりが溶け、同時に“変わらない”という言葉に碧杜の中の憂水が垣間見える。
碧杜の中のまだ変わらない気持ち、変えられない気持ち。
俺が口出しすることじゃないと知ってても、言いたいと思ってしまう。
このままでいいのかって。
『潤、なんか飲むか?』
俯いていた視界からコーヒーカップが消え、総司さんの問いが落ちてくる。
『あ〜、碧は?なに飲む』
『俺?明日オフだから飲もっかな』