左手の約束


あたしは伝えなきゃならない。


伝えなきゃ


絶対後悔する。





「楓くん!!」


あたしは楓くんの背中を見つけた瞬間


走り出してた。





「!?
志保っ……!?」



すごく驚いた様子であたしの名前を呼んだ。


『志保』って言われただけで

ますます心拍数が上がる。




「どした?
…何かあったのか?」




ああ


好きだなぁ……











< 129 / 148 >

この作品をシェア

pagetop