君との期待値
「何で私が?」
「琉花先生の命令。部長か副部に職員会議の後で食べるから机の上置いとけって伝えとけだってよ。
亜姫は一応副部だろ」
そうだった……。
私って一応副部長だった。
2年2人だし、拓真が部長で私が副部長だ。
仕事ないからすっかり忘れてたよ。
「そういう事だから。早く行って帰ってこい」
芋をつつくのに必死なのか落ち葉から目を離さず私に告げる。
ちょっと言い方がムカつくけど、
赤羽くんは珍しく仕事してるし行ってくるか。
タオルに巻かれた芋を抱えて私は琉花先生の教室へ向かった。