君との期待値
どうしよう。
赤羽くん家からここまでどのくらいかかるんだろう。
今来たらめっちゃ寝起きだしっ。
そうだ。
こんなことしてる場合じゃない。
スッと夢から離れた。
「お姉ちゃん?」
不思議そうな夢を置き去りにして洗面所に向かう。
とりあえず、
顔と髪の毛は整えよう。
格好はジャージだからギリギリセーフだよね。
起きたばっかってわかってるし。
洗面所まで走り、急いで鏡を見る。
見事に頭はボサボサ。
これはさすがに……ねえ。
とりあえず顔を洗い、アイロンのスイッチをいれる。
今から髪を整えようとしたとき、
ピンポーンッ
魔のチャイムが鳴り響いた。