君との期待値
窓の外から私は見えない高さ。
「先輩何する……」
「夏弥っーーー」
「!?」
先輩の声が響く。
私は反射的に口をつぐんだ。
「あっ、大地さん。久しぶりッス」
気づいたのか、小さく赤羽くんの声が聞こえる。
「おう。久しぶり。
教室戻ってこいよ。ちょっと話そうぜ」
「嫌ですよ、めんどくさい。大地さんが来て下さいよ」
「俺に命令か?先輩の言うことは素直に聞け。
じゃないとお前の恥ずかしい写真をバラまく」
「げっ。じゃあすぐ行きますよ」
赤羽くんが来る?!
ど、どうしよう。